校長室から

ご挨拶

世界自然遺産の島に存する学校として

校長 武内 亮

 小笠原村立小笠原中学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。本校は、世界自然遺産として登録されている、小笠原諸島の父島にあります。東京竹芝桟橋から約1000km(これは北海道旭川市や鹿児島市とほぼ同距離にあたります)離れ、交通手段は船便のみ、6日に1便程度の運行で、24時間かかります。

 私は第20代校長として着任いたしました、武内 亮(たけうち まこと)と申します。令和7年度に着任し、今年度2年目を迎えました。よろしくお願いいたします。

 本校では体験的な活動を中心とし、外来種の植物の駆除活動やイルカやクジラの海洋調査などで小笠原の自然に触れ、その貴重性を感じること、夜明山にある第二次世界大戦中の戦跡調査や硫黄島訪島事業等を通じ、小笠原の歴史的背景や文化について深く知ること、そしてそれらを修学旅行や総合発表会などの場面で発表することを通じ、聞いている人と自分たちとで将来の課題について理解と考察を深めることを、総合的な学習の時間を中心に「小笠原学習」として展開し、教育活動の軸としています。

  また、東京都の人権尊重教育推進校指定も今年度は2年目となります。「自分自身の考えを安心して伝えられ、他者の考えも大切にできる生徒の育成」を研究主題とした人権教育の研究に取り組み、12月18日(金)には研究発表会を開催いたします。

 社会の変化が激しく予測不可能な現代は、子供にも大人にも様々な視点での発想が求められ、たとえ未知の課題であっても、よく思考し判断して、できる限り適した解答を出すことが必要です。これから社会を担う舵取りは一層難しくなることでしょう。諸島外の有人島とは最低でも約700Kmの距離があるここ小笠原諸島であっても、これからの生活・経済などの将来像を描こうとするときには、世の中の動きと無関係ではいられません。

 島に住む将来の大きな宝である子供たちのより良き成長に必要なものは何かを常に考え、本校の教育目標である「よく学び、考え、行動する人」・「やさしくたくましい人」・「社会の一員として貢献できる人」という3点を念頭に、教育活動を実践しています。

  村民の皆様、学校公開や行事の際はもとより、日頃からぜひ学校に足をお運びいただき、生徒の成長を感じていただけますと幸いです。

 また、本校の実践を島外の多くの方々に直接ご披露したいところではありますが、物理的に遠く、なかなか叶うものではありません。このホームページを通じて少しでも本校の教育実践についてお知らせし、ご指導ご鞭撻のほど、お願いできればと考えています。

 今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

学校経営方針

令和8年度学校経営方針

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