6月14日(土)・15日(日) 2年生 硫黄島訪島事業
6月14日(土)~15日(日)にかけて、2年生が硫黄島訪島事業に参加してきました。今まで、本を読んだり、資料を調べたりして、硫黄島という島があり、そこでは第二次世界大戦末期に激戦があり、多くの方々が亡くなったということは知っていましたが、実際にその島を自分の目で見て、生徒はどんなことを感じたでしょうか。80年という歳月はとても長く、当時は焦土と化した島も、今は緑豊かに見えました。刺すような日差しの強さ、硫黄の臭いから、当時の様子を想像し、調べてきた知識を思い出しながら島を眺めた生徒も多かったと思います。
硫黄島を目の前にした洋上慰霊祭では、誓いの言葉、千羽鶴の奉納、「故郷の廃家」の合唱、献花など、一人一人が鎮魂の思いと、平和への願いをもって参加することができました。
今も世界のあちこちで起こっている戦争や紛争がなくなり、世界中の人々が平和で安心した暮らしを送ることができるように、硫黄島を学んだ小笠原中学校の生徒が、戦争の悲惨さと平和の尊さを訴え続けていってほしいと思います。


KODAK Digital Still Camera

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